2021年。
ファームの名前をいろいろと考えてて、
夫婦でいろんな想いを話しながら、でてきた言葉を私は紙に書きだす。
自分たちが作ったマンゴーで、食べた人を笑顔にしたいね、
ステキな出会いがあって、沢山の学びや気づきがあり、私たち幸せだね、
いろいろな方々に支えられているね、etc.
そしたらなんかぐるっと円(まる)を描いたように巡り巡っている図になっていた。
人と人が繋がって、支えられて、幸せが循環しているような・・・
決まった!!
「エンズファーム!」→「縁’sFarm!!」
毎年、マンゴーを購入してくださるお客様から、
「ステキな名前ですね!この詩が思い浮かんだので共有させてください。私の大好きな詩です」と
メッセージと共に、松下幸之助さんの「縁あって」の詩が一緒に送られてきた。
縁あって
お互いに、縁あってこの世に生まれてきた。そして、縁あっていろいろの人とつながりを持っている。
縁あってー何だか古めかしいことばのようだけれど、そこにはまた一つの深い味わいがひそんでいるように思える。
人と人とのつながりというものは、とかく人間の個人的な意志でできたと思いやすいもので、だからまたこのつながりは、自分ひとりの考えで、いつでも断てるかのように無造作に考えやすい。
だがほんとうはそうでない。人と人とのつながりには、実は人間のいわゆる個人的な意志や希望を越えた、一つの深い縁の力が働いているのである。男女の縁もまた同じ。
そうとすれば、おたがいにこの世における人と人とのつながりを、もうすこし大事にしてみたい。もうすこしありがたく考えたい。不平や不満で心を暗くする前に、縁のあったことを謙虚に喜びあい、その喜びの心で、誠意と熱意をもって、おたがいのつながりをさらに強めてゆきたい。
そこから、暗黒を光明に変えるぐらいの、力強い働きが生まれてくるであろう。
松下幸之助「道をひらく」より
歳を重ねるごとに、人と人とのご縁をすごく感じていてる。
お客様からのこのメールは、ものすごく心に響いたし、私も大好きになった。
そして何より、私たちを思って送ってくれたと思うとすごく嬉しかった。
詩には「男女の縁もまた同じ」とある。
たまに旦那さんとたまに衝突もするが、その度にこれを読み返そうと思う( ´∀` )